<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
これらは 観禅 vipassana の内容である。
あなた方は、これらが、己自身の遠くにあって、自分と関係がない、と思ってはならない。
というのも、これらは、我々が絶対に理解しなればならない修法であり、必ず歩まねばならない道であり、この様にして、初めて道を間違わなくて済むのである。
観禅 vipassana の目標は、煩悩からの解脱であり、この点は、我々は必ず 了解しておかねばならない。
煩悩から解脱する方法は、八正道である:
八正道の一番目は「正見」であり、それは「四聖諦」である。
師父が、今説明した所の解説は、ただ「苦聖諦」の中の「名色法」に過ぎない。それも少しだけ開示した。
まだ、結生から死亡まで、生命の全体の中の「五蘊法」、「12処」、「18界」のすべての、その、生・滅、無常・苦・無我を練習しなければならない。
この一世の内在を修し、次には第一番目の過去世、第二番目の過去世~第30番目の過去世まで;次には第一番目の未来世、第二番目の未来世、(+輪廻における)最後の生命まで、みなそれぞれ「五蘊法」「12処」「18界」の、それぞれの、無常・苦・無我を練習しなければならない。
これらは内在の修習であり、外部の修習もしなければならない。
外部とは、他人という意味であるが、ただし、一人一人、という意味ではない。
それでは多すぎる;
それに、他人の過去世を調べて、己と、どの様な関係があるか、確認する必要もない。
その様にすれば、時間の浪費であるが故に。
(40につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。<翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>