南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳『禅修指南』6‐1(63 /520)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

第五章:色業処の基本理論

《観禅の修行における諸法の観照

’Sabbaṁ bhikkhave anabhijānaṁ aparijānaṁ avirājayaṁ appajahaṁ abhobbo dukkhakkhayāya・・・(P)・・・Sabbāñca kho bhikkhave abhijānaṁ parijānaṁ virāyaṁ pajahaṁ bhabbo dukkhakkhayāya’(Salāyatana Saṁyutta、Sabbavagga、Aparijānana Sutta)ーー

「比丘たちよ。

一切において、知解せず、通解せず、離欲せず、捨棄しない者は、苦の滅を得る事はできない・・・

比丘たちよ。一切において、知解し、通解し、離欲し、捨棄する者は、善く苦の滅にする事ができる。」(六処相応、一切品、不通解經)注21

注21:『漢訳南伝大蔵經』「相応部」四。

(6 - 2 につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。http://bodaijyubunko.sakura.ne.jp/index.html

<本雅難陀尊者(Ven. U Puññānanda)著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版

中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>