南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

マハーサマディ様へ

昨日、マハーサマディ様より、10月3日付の、[推敲後最終版]のブログの感想として、コメント第二弾を頂きました。

が、これ以上、

凡夫のマハーサマディ様と、

凡夫のサヤレーが議論し合っても、

時間の無駄、

WEB紙面の無駄、

何より、この様な馬鹿げた、不毛の議論を読みたいと思う人もいないでしょうから、論戦は前回の一回(10月3日付ブログ)だけで、打ち切りと、させて頂きます。

今のIT時代、一度、WEB画面に載った文章は抹消することができませんので、ご自分の主張は、ブーメランの如くに、己自身に戻ってきます事は、特に若いIT世代には、周知の事実である、と思います(《綸言汗の如し》を、お忘れなく)

ゴータマ仏は、架空の人物、非実在というご主張でありますれば、台湾高雄仏光山寺の、

[ゴータマ仏遺骨安置記念堂](注1)

に安置されているお骨(=歯?)は、一体何であるか、是非とも、前住職星雲法師(or現住職)と、この件につき、話し合ってみて下さい(すでにお知らせしましたが、仏光山寺の分院が東京にありますので、先方への連絡は簡単にできます。)。

マハーサマディ様のご尽力で、ゴータマ仏実在説を信じる馬鹿な人たちの目が、覚めるかもしれません。

 

また、ヒンズー教の、四姓差別、四姓不平等の歪んだ思想、風潮の下で苦しむ、インドのダリット(不可触賤民)を、万人の平等を説く仏の教えに基づいて、人々を導かんと、インドに帰化した日本人僧佐々井秀嶺師が、命を懸けて(何度も暗殺されそうになったとか)、仏教改宗運動を行い、今、インドには2億人の仏教徒がいます(隠れ仏教徒も含む)

幸いな事に、私の息子が、佐々井師と懇意にして頂いており、師をお招きして、四国土佐町で講演会を開いた事があり、この時に、私も師にお会いしました。

マハーサマディ様には、是非とも、佐々井師にゴータマ仏非存在説を開陳頂きたく、よろしければ、息子を通して、マハーサマディ様を佐々井師にご紹介申し上げますが・・・如何でしょうか?

 

注1=このお骨(=歯?)は、元々、亡命チベット人が持っていたもので、余命いくばくもないと悟ったこの人が、星雲法師に連絡をして、仏光山寺で引き取ってもらい、法師が安置記念堂を建てて、その中に安置されたものです。

お骨の受け渡しは、インド政府の干渉を恐れ、インドではなく、タイで行ったそうですが、贋物なら贋物と知った方が、法師にも、台湾の人々にも、よいかと思います。

仏教徒は、真実の前には謙虚に頭を垂れますので、星雲法師と、忌憚なく話し合って下さいませ(仏光山寺には日本語を話す僧侶が大勢います。通訳はご心配なく)。

余談ですが、台湾仏光山寺には宿泊施設があり、事前に予約すれば、宿泊する事ができます。

朝の食事の時、500人~1000人くらいが、一堂に会して、無言で食事をする光景は壮観でありまして、マハーサマディ様にも、一度体験される様、お勧めします・・・

寂の中の食事は、余りに荘厳で、とても緊張しましたが、禅寺の精進料理、お替り自由、とてもおいしかったです(笑)。

<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>