Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳『親知実見』#7-2

<注7>=本書第一版においては、仏音尊者(Ven.Budhaghosa)の「己自身の意見は最も弱い・・・」(D.A. 2.188)とパオ・セヤドーの「これは私の禅法ではない。私はただパーリ三蔵と義注の中からそれらを取り出しただけである」という言葉を引用した。

この事は、本書の初めから終わりまでの、引用文の中で見てとれる。

<注8>=脚注63参照の事。

<注9>=パーリ三蔵義注の名称

A. A. =Manorathapūraṇi《満足希求》;

D.A.=Sumaṅgalāsinī《吉祥悦意》;

Dhs.A.=Aṭṭhasālinī《殊勝義注》;

M.A.=Papañcasūdanī《破除疑障》;

S.A.=Sāratthappakāsinī《顕揚心義》;

Vbh.A.=Sammohavinodanī《除遣痴迷》。

<注10>復注の名称:

Vbh.T.=Mūlaṭiīkā 《根本復注》;

Vm.T.=Paramattha-mañjūsā《勝義宝箱》; 

<注11>

Vm:Visuddhimagga《清浄之道》は義注に属するが、更に一歩進んで《清浄之道》を解釈する復注がある(Vm.T.)。。

<翻訳文責:緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>