1、悦具邪見相応無行一心:
偸盗は無罪であると思っている小さな男の子が、とても楽しそうに、主動的に、八百屋さんから、一個のリンゴを盗んだ。
この小さな男の子は、偸盗は無罪であると思っているが、これを邪見相応と言う;
彼は(偸盗を)楽しんでいる;これは悦具。
主動的は、無行。
故に、偸盗を無罪だと思っている男の子が、非常に楽しげに、主動的に、八百屋さんから一個のリンゴを盗んだ、
これ(この心の状況)を、
悦具邪見相応無行一心、と言う。
(3-35につづく)
★句読点は中国語原文を優先尊重。
<願以此功徳、早日証得涅槃楽>
<緬甸パオ森林寺院/ヤンゴン分院所属/
Paññādhika Sayalay 般若精舎>