南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

般若の独り言~湯治旅館

次男から「年末に帰るので、よろしく」

と連絡が来ました。

ここ、精舎のある場所は、九州の網走、と言われるくらい、冬が寒い。

その上、我が精舎は、日照を考慮せずに建てられた家

(注1)で、なぜか、台所が北向き。

その台所、異常に寒い。

今年の年末に、台所で、おせちやごちそうを作るのは、やめました・・・直接の理由は、次男が PC を抱えて帰ってきて、仕事に熱中していて、食事時間がでたらめな事で、二番目が、この、台所が寒すぎる事。

今年は、2階に泊まる次男の為に、簡易ガスコンロと鍋用の食材を準備してあげて、お腹が空いたら、自炊してもらう事にしました。

幸い、ここは温泉町なので、次男には

「俺は湯治(注2)に来たのだ!」

と思ってもらえれば、それなりに、楽しいと思います。

(湯治客は、通常、自分で食材を用意するものですが、これを、私がやってあげているのですから、もう十分でしょう~笑)

私も、70代、いよいよ母親卒業です(湯治旅館の女将になるとは思わなかったです~笑)。

(注1)この家を建てた人は、盆地の底にある、温泉街の風景を、山の上から見下ろしたかった様です。

夜になると、温泉旅館に明かりが灯り、それはそれは美しいです。

ただ、日照から言えば、なぜ、南向きに建てなかったのか、謎です。南向きに建てても、間取りを工夫すれば、盆地を見下ろす事はできますから。

(注2)精舎の近所に、共同温泉がたくさんあります。費用は100~200円が多いです。車で少し走ると、筌の口温泉があり、私の一番のお気に入りです。

<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/

Paññādhika Sayalay 般若精舎>