出家の始め
自覚者(己一人で悟りし者)、
世尊、円満者に礼拝!
我々の正自覚者は、一切の天神と人類等、世間的衆生の幸福の為に、エサーカ(esākha<ママ>、五月)の満月の日に証悟し、五種類の魔(māra、心の雑染)に打ち勝った。
証悟の後の第8週、仏陀は、アーサーラ(Āsāḷha、七月)の満月の日に、バーラーナシー(Bārāṇasī)の鹿野苑に来て、己自身が、四個の不可数劫(一個の不可数劫は10140年)と10万大劫を経て、最終的、徹底的に悟った所の、深くて広い法を、衆生に教導した。
(8-2につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>