翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(4-14)(私家版)
3、想(saññā)
想の特徴は、目標の質を体験する事である。
作用は、次に同じ目標に出会った時に、これはそれと同じものであると知る為に、目標に対して、標をつける事。
または、以前体験したことのある目標を、認識して、認める事。
たとえば、初めて小鳥を見た時、「想」が生起して、小鳥の特徴を体験する。
小鳥の特徴とは、翼が二つあり、かつ翼を震わせて飛ぶ事、である。
そして想は、以下の様に標を施すのである;
(4-15につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>