南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(4-14)(私家版)

3、想(saññā)

想の特徴は、目標の質を体験する事である。

作用は、次に同じ目標に出会った時に、これはそれと同じものであると知る為に、目標に対して、標をつける事。

または、以前体験したことのある目標を、認識して、認める事。

たとえば、初めて小鳥を見た時、「想」が生起して、小鳥の特徴を体験する。

小鳥の特徴とは、翼が二つあり、かつ翼を震わせて飛ぶ事、である。

そして想は、以下の様に標を施すのである;

(4-15につづく)

<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>