戒師は、新しい出家者に対して、してよい事、してはいけない事のすべてを、教導しなければならない。
新しい出家者は、どの様に袈裟を着るのか、どの同様に歩くのか、どの様に食べるのか、などの行儀を学ばねばならない。
当該のサーマネラが、上に述べた行儀に適応する事ができる様になって初めて、外出に随行して、托鉢に参加する事や、また、護衛の為の念誦の儀式に参加する事を、許可する事ができる。
この期間、戒師は、サーマネラをよく保護し、彼が
”10種類の滅擯事”(dasa nāsanaṅga)
の中の、何か一か条(すなわち、サーマネラの10種類のパーラジカ)でも犯す事のない様に、(監督)しなければならない。
(14-1につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>