南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(4-36)(私家版)

七個の遍一切心心所は、識知過程における、最も基本的な、かつ重要な作用を執行する;

もしこれらが欠ければ、心王は、目標を識知する事ができない。

89種類の心の中において、七個の遍一切心心所は、必ず生起する。

たとえば、味が舌根を衝撃する時、「触」が生じるが、「触」の作用は、味、舌根、舌識を連結する事である。

(4-37につづく)

<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>