Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(16-24)(私家版)

以下の方式によって、食べ物の元素(界)を省察・思考しなければならない:

”食べ物が身体内部に入ると、肉と血になるが、しかし、食べ物は、これら発生している出来事を知らない;

身体も、食べ物が身体の存続と成長に、関係がある事をしらない。

食べ物と身体は、相互に関係なく無関心であり、お互い、相手方に、期待を持つこともなく、それらは、ただ、諸界によって、構成されているのである。”

この方式によって省察・思考し、”私が食べている”という旨の、我有り、という間違った見解を、取り去る事。

(16-25につづく)

<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>