Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(34ー4)(私家版)

眼門心路過程は、色所縁を目標に取る。色所縁が、同時に、眼根(又は眼浄色とも言う)と有分を衝撃する時、一個の心識は消費される。これを過去有分識と言う。この心識は、生じるや否や滅し去ってすぐに存在しなくなる。心は途絶える事が出来ないが故に、一個の心が滅し去った後、もう一つ別の一個の心が必ず生起する。