南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(43ー1)(私家版)(193/360)

第5章 離心路過程の概要          心路には2種類ある。一つは「心路過程」ーー心路の活発な一面を言う、即ち、生命の旅の途中において発生する心路過程である。もう一つは「離心路過程」ーー不活発な心または「離心路過程心」の事である。というのも、それらは、心路過程の中にはないが故に。離心路過程は、ただ3種類の心しかないーー結生心、有分識と死亡心である。