2023-09-26 翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(47ー5)(私家版) 帝釈天は、33天に帰って来ると、花園に行った。。。。。 花園には、多くの仙女が歌を歌い舞を舞い、欲楽を嬉しんでいたので、帝釈天もまた一緒に楽しんだ。。。。 この時、モッガラーナ尊者が突然現れ、帝釈天は、少しバツが悪く感じた。と言うのも、先程仏陀の説法を聞いたばかりなのに、戻ってすぐに享楽を楽しんでいるが故に。。。。。モッガラーナ尊者は、彼に、先程聞いたばかりの、仏陀の説法に関する法義を尋ねたが、帝釈天はどの様に頑張っても、思い出す事ができず、とても恥ずかしい思いをした。。。。。 この小話は、あまりに享楽に耽溺しすぎると、頭がぼんやりして、修行ができなくなる事を物語っているものである。