Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(51ー1)(私家版)

■業の根源               業の根源は、無明である。。。        無明とは、真実の法をありのままに知見することがない、事である。。。        12因縁法に基づいて、無明の縁により行が生じーーー無明によって行為が生じる。それは意業、口業、身業を含むものである。無明と相応するのは愛欲であり、故に、無明と愛欲は業の根源であると言える。。。。                 阿羅漢の行為(例えば説法)は、業とは言わなず「唯作」と言う。と言うのも、彼の無明と愛欲は既に取り除かれている為に、彼のなす行為は、果報を生まないが故に。