Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

えびす丸日記/小さき者の教え

えびす丸(元保護犬。トイプードル。雄。4歳)が我が精舎に来て二年経ちました。えびす丸はとても大切な相棒です。。。。       私が携帯に夢中になっていると(だいたいは翻訳をしているか、ニュースを確認しているのですが)、怒って、携帯を叩きます。。。                  「サヤレー、そんなことより、遊ぼうよ!」「サヤレー、こっち向いて!僕を見て!」                    夕方、二人で寝室に行って、ベッドに寝転ぶと、狂喜乱舞します。          「仕事をしないサヤレー大好き!」なんですね。                   多少高度な教育を受けて、思想や信条に燃えている人は、頭でっかちになり易い。   <思想・信条の為なら死んでもいい>    なんて言いますけれど、また反面、目の前の小さき者一人、一匹幸せにできないで、何の思想・信条かと思います。。。            思想・信条の為に、己を無にして、大我に生きるのも、目の前の小さな命を大事にするのも、同じ根に咲く二輪の花でしようか……………。                        二つの花を同時に咲かせて!          と、えびす丸が、教えてくれている様です。。。                  追加:誤解なき様申し添えますれば、私自身は大卒ではあっても、自分が高学歴と思っている訳ではありません(大学は学生運動真っ盛りで、余り勉強した記憶なく、又、仏教に関しましては基本、独学ですし)。ただ、政治や思想・信条に関して、観念的になり易いタイプかと、自戒しております。