Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(20-1)(私家版)

この戒を守る為には、明相=太陽が出て明るくなる時と、日中とは何か、その定義を知っておかねばならない。。          明相とは、日の出の前、東の空が赤い色で染まる頃、その赤色の光が見えたならば、明相がすでに出ている、と言う。。   《律蔵》によると、明相が出る事をもって、日付の変更とみなす。明相がすでに出現したかどうかの判断に関して、阿闍梨たちはそれぞれ異なる意見を持つ。固定的断定的に、何時である、と決めることは難しい。。。