南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

★『教海覚舟』〈教えの海悟りの舟〉(30-1)(私家版)

【入村行儀】               僧人は、寺院を離れて、村や町に入る時、24カ条の行儀を遵守しなければならない。その中のニカ条、如何にして衣を着るかと言う行儀は既に述べたが、その他の22カ条は、以下の通りである。。。。。。。           1.” Susamvuto antraghare gamissāmīti sikkhā karanīyā.”                ” ‘ 私は俗人の家、俗人の間に行く時は、己の行動をよく守る事 ‘ を学ばなければならない。 ”  ……………………………………………………                   ” よく守る” とは、歩く時、歩調は均一に秩序を保つ事。手を振ったり、腕を振ったりしない。走らない、飛ばない。歩く時は平静で、安らかである事。僧人は、バイクに乗る事、車の運転をする事は控えるべきである。この事は破戒ではないものの、(その様にすれば)平静さ、安らかさのある威儀を保てない為である。