Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

天台宗尼僧さんの性被害

WEBニュースによりますと、天台宗の尼僧さんが、同じ天台宗の僧侶から、14年間も性被害を受けていたそうです。。。。。。            加害者である、その男性僧侶の脅し文句は、………………………………………                    【聖職者の私に逆らうと地獄に落るぞ】。。。。。。。。。。。                          25年前、私が、ミャンマーのパオ森林僧院本山で修行していた時、中国や台湾から、大乗仏教で出家した男性僧侶と尼僧が大勢、パオ森林僧院に来て修行していました。パオ・セヤドーは、彼らに礼を尽くすものの、全員を【在家者】と位置づけていました。。。                (ゴータマ仏陀の定めた)227条の戒律を守らない者は、頭を剃っていても、衣を着ていても、出家者ではなく、在家者という位置づけな訳です。。。。。。。。。                     僧侶の恰好をした在家者(←日本の僧侶は5戒さえ守っていない。又、南伝仏教の比丘であって、邪淫などの破戒した者、賊住比丘)に、                 【私に反抗的な態度を取れば地獄に落る】といわれたら、《ご勝手に〜!》《あなたがどうぞ〜!》と笑って上げましょう。。、。。。。。。。。。                   追加1:在家者Aが在家者Bに性加害した時に、Bが抵抗するのは当然であり、Bが地獄に落る事はない。聖職者Cが聖職者D又は在家者E性加害して、D、Eが抵抗した場合も、D、Eが地獄に落る訳がない。Cはパーラジカ、即ち、重大な戒律違反となり、サンガ追放である。聖職者が他人を苦しめたなら、地獄へまっしぐら、なら納得します。。。。。                追加2:ゴータマ仏陀が、その過去世において、辟支仏を侮辱する等、不適切な行為を12種類重ねた為に、シッダッタ太子として、ネーランジヤー川の岸辺で修行していた時に、本来しなくてもよい苦労をし、又仏陀になった後も、背痛、下痢に悩まされたそうです。仏陀の12種の悪業悪報(苦行、背痛、下痢、誣告等)に関しまして、機会を見つけて翻訳文を載せますので、ご参考下さい。。。         追加3: 聖職者、僧侶と会話する時は、慇懃・丁寧にこしたことはありません。万一、先方が悟りを開いた初果聖者であったり、四果阿羅漢であったりすると、それを知らずに、失礼な態度を取った場合、言い訳無用、当方の落ち度になります。。。                  尊敬出来ない聖職者に出会った時は、黙って離れるか、理由を述べるにしても感情的にならず、罵詈雑言は止めておくのが、得策です。村夫子然とした、中国蘇州寒山和尚の例もありますから。。。