★『教海覚舟』〈教えの海悟りの舟〉(38-1/2)(私家版)
【義務】 義務は、比丘の戒・律の一部分である。全ての人は、己の義務を遂行しなければならない。それは、教授師または戒師、弟子(戒師とともに住む下座または同居弟子)、学生(教授師が独居してよいと許可した人)、上は大長老から、下はサーマネラまで、剃髪得度した日より、相応の義務を履行しなければならない。………………………………………………………………… ” Vattam aparipūrento, na sīlam paripūrati;Asuddhasīlo duppañño, cittekaggam na vindati. Vikkhittacittonekaggo, sammā dhammam na passati;Apassamāno saddhammam, dukkhā na psrimuccati. ” (Viyana Cūlavagga vattakkhandhaka) ”義務を履行しない者は、戒行を円満する事が出来ない;戒が不清浄な智慧劣悪な者の、その心は、平静(心一境性)を獲得する事が出来ない。心の散乱により、平静を獲得出来ない者は、正法を知見する事が出来ない;正法を見る事の出来ない者は、苦から解脱する事が出来ない。” (既報の通り、d l m n t 等に付くべき上下点は省略されています。以下同様。)…………………………………………………………………Burma パオ森林僧院 ヤンゴン分院所属…………
Paññādhika Sayalay (般若精舎)