Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵日記>時効の話

先ほど、インターネットでニュースを読んでいたら「52歳の村役場課長補佐、台風の為に設置した避難所で26歳の女性に抱きつき、セクハラ。依願退職」とでていました。

私もセクハラで一つ、思い出があります。私は中国語ができるので、若い時、通訳を仕事にしていたのですが、当時、日中友好交流と称して、中国のお偉いさんが日本を訪問したり、その逆だったり、とにかく相互交流がとても盛んな時代がありました。

で、ある時、関東圏のある市の市長さんが、中国から来た姉妹都市の市長さんご御一行を招待する形で、市所有の宿泊施設(房総の観光地)で、皆で一泊する事になりました。

こういう時、夜はお決まりの宴会、です。私もその土地の名物や、刺身など頂きながら、必要に応じて通訳して、雰囲気を盛り上げておりました所・・・宴もそろそろ終わりという時に、この日本側の市長さん、何を思ったのか、私を抱き寄せて「チュッ」。

「エッ????」と思って脳内に火花が30個ほど飛びましたけど・・・、私は「この人は家庭円満ではなくて、欲求不満が嵩じて、こういう衝動的行為に出たのだな」「男性って可哀想な生き物だなぁ」と思いました。だって、女性が、家庭が円満でないからといって、仕事で初めて出会った男性に、いきなりキスします?

今ではセクハラとか言って、訴える事もできるのでしょうが、その時私が感じたのは、「人間の生きにくさ」「男の哀れさ」でした。勿論、それが度重なったり、余りに失礼な場合は提訴したでしょうが・・・。

もう時効ですね。インターネットのニュースを読んで思い出しましたので、ちょっと書いてみました(ちなみに、この市長さんはその後の選挙で落選したようです)。

閑話休題。