Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵日記>嫁が盗った?

昨日、パジェロを運転して、別府に行きました。

ちょうど10年前の今頃、緬甸はモーラメンの森林寺院で一緒に

修行した法友が、別府の実家に帰って来ていると聞いたので連絡

を取り、彼女が「足がない」というので、私が別府に出向く事に。

その途中、私は昼食のため、あるお店に立ち寄りました。

食事が済んで代金を払おうとして財布を覗くと、五千円札と千円札はある

のに、硬貨が一枚もない(一円玉も、五円玉も、十円玉も、五十円玉も、

100円玉も、とにかく何もない)。

「えっ??昨日、家計簿を書いた時は端数の記載があったので、

さいふの中を覗いて、硬貨がある事をきちんと確認したはず」

「えっ?えっ?えっ?(食事代は千円札で払えばいいので、

問題ないけど・・・)それにしても、えっ?えっ?えっ?」状態。

誰かが盗ったのか?硬貨だけを?まさか・・・。でも、さいふに

硬貨が一枚もないなんておかしいじゃん?

毎日家計簿つけているけど、残高が<7000円ちょうど>なんて

なった事ないし。

誰が盗ったんだろう?でも、私は一人暮らしで、戸締りは割と

きちんとしているし・・・、イヤ、しかし、誰が盗ったんだろう・・・??

と頭の中はグルグル、グルグル。

しかし、法友と会って喫茶店で話をし、午後遅くに家に帰ってから

はっと気が付いた。昨日、近所の農家のおじさんから5kgの玄米を

買った時、私が財布から2000円を出したものの、先方が「おつりが

ないので、1000円札一枚と、あるだけの硬貨を浚えてくれれば

それでいいですよ」と言ってくれて、その時、ありったけの硬貨を、

このおじさんに渡したのだ・・・。

それをすっかり忘れてしまっていた。私も耄碌したもんだなぁ(苦笑)。

まぁ、こうやって思い出せたから良かったものの、その内「嫁が盗った」

なんて言い出すんじゃなかろうか?

ちょっと心配、いや、大いに心配(苦笑)。。