「修心与神通」(翻訳文)~13-4
(5)手抜きを狙う:
仏陀の開示した経、教えた法について、(+怠け者は)時間をかけて分析、研究し、悟りを開こうと(+いう努力を)しない;
睡眠が好きで、手抜きして出来合いを求め、一撃で成就しようとする。一回念仏すれば、即身成仏、一回呪文を唱えれば、即身成仏、
そんなことはあり得ないのに。
禅宗の不立文字、桃の花を見て悟ったというのを聞いて、(+怠け者は)簡略を好み、複雑を嫌い、時間をかけて苦労するのを嫌う。
いまだ桃の花を見ていない前、修行者は、どれほどの時間、深い修行をなしていたのかを(+怠け者は)深く考えようともしない。
《伝灯録》一冊読んで、いくつかの物語を聞いて、なにほどか感動したら、頓悟した、これで師匠になれる、などと言う!
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(13-5につづく)
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<陳居士「修心与神通」中国語→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>