「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」2-13
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
「すでに一切を見た者を仏陀となす」ーー一切の法を覚悟(=覚知して悟る事)する事のできる者を「仏陀」と呼ぶ。
「他に指導者に頼らない者を仏陀となす」ーー他人に頼って覚悟したのではなくて、己自身によって覚悟した者を「仏陀」と呼ぶ。
「萌えて発する者を仏陀となす」ーー種々の功徳が萌え出て(+効力を)発した者、蓮の花が開花するようであり、(+その者を)「仏陀」と呼ぶ。
「漏尽者を仏陀となす」--覚醒した男子が、疲弊(萎縮の法)を捨断して、睡眠を消滅するように;同様に、すでに一切の煩悩睡眠を滅尽して、覚醒する者は、仏陀となす。」
(2-14につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>