南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」2-13

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

「すでに一切を見た者を仏陀となす」ーー一切の法を覚悟(=覚知して悟る事)する事のできる者を「仏陀」と呼ぶ。

「他に指導者に頼らない者を仏陀となす」ーー他人に頼って覚悟したのではなくて、己自身によって覚悟した者を「仏陀」と呼ぶ。

「萌えて発する者を仏陀となす」ーー種々の功徳が萌え出て(+効力を)発した者、蓮の花が開花するようであり、(+その者を)「仏陀」と呼ぶ。

「漏尽者を仏陀となす」--覚醒した男子が、疲弊(萎縮の法)を捨断して、睡眠を消滅するように;同様に、すでに一切の煩悩睡眠を滅尽して、覚醒する者は、仏陀となす。」

(2-14につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>