<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
第四章 止業処
第一節 入出息
彼はただ入息をのみ念ずる、
彼はただ出息をのみ念ずる
《大念処経・入出息念の部分》において、仏陀は比丘を指導するにおいて、修行者は、どこへ行って禅の修行をするのか、どの様に座って禅の修行をするのか、という説明から始めている。
【では、比丘たちよ。
比丘はどの様にして、身随観身において住するのか?
比丘たちよ。
ここにおいて、林野に赴き、木の下に赴き、または空き地に赴き、結跏趺坐して座り、その身体を真っ直ぐにし、[入出の息を禅の修行の業処として]面前に念を置く】
(6-2につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著(原題「証悟涅槃的唯一之道」)
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>