<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
この様に、五禅支が明確である時、あなたは、己自身の、内在する骨格を厭わしいものとして、専注しなければならない。
この様に、交互に、内在(=己自身の内にある骨格)を一度、外にあるものを一度、という風に、骨格の厭わしさを、何度も重複して、専注する。
不浄と厭わしさに対する修行が、強力で、かつ、完全に進展した後、あなたは、衆生の骨格を識別する範囲を十方に広めなければならない:
一度に一つの方向に向かって、あなたの禅定の光が及ぶ場所まで、その方向の、すべての衆生の骨格を、観察する。
どの方向に向かっても、この様な観察をする。
あなたの、透視の智慧を、運用することを通して、近くから遠くまで、十の方向へと(+観察を)する。
毎回、外在する対象を観察する前に、必ず己自身の、内在する骨格を一度、観察する。
その後に、一度、外在する骨格を観察する。
十の方向の、どの方向を見ても、見えるものは、ただ骨格だけ、というレベルまで、修行しなければならない。
修行が成功したならば、あなたは次には、白遍の修行をする事ができる。
(3-49につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<本雅難陀尊者著『禅修指南』Meditation Guide 第二版
中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>