『禅修指南』の翻訳を、毎日コツコツしておりましたら、案外に早くに進みまして、380頁まできました。
520頁(実質500頁)ー380頁=120頁で、これなら、後一か月くらいで終了できそうです。
これから翻訳する385頁以降に、(第12章)<道非道智見清浄>というのがあるのですが、<道非道>って、いったい何だろうか、とこれまでもよく思ったものです。
サマタが出来で、nimitta を長時間維持できる様になった後、名色分別智と縁起の修習をし、その後に、名色法の無常・苦・無我の観照をする・・・ここまで来るともう、己の歩いている道が、正しいものであるかどうかが分かる・・・どれが正しい道(道)で、どれが正しくない道(非道)か・・・nimitta も、手段であって目的でない事が分かる・・・そんな感じらしいです。
素質と波羅蜜に恵まれて、早くも<道非道>を修習されている禅修行者の方々は、「もうここまでくれば大丈夫」と、ほっと一息ついているでしょうか。
私はまだまだですが、せめて翻訳を通して、<プレ・ホット>させて頂きたい、と思います(笑)。