先日、ITのニュースを見ていましたら、ある女性の方の
《ご飯は、炊飯器で炊きましょう!》
というスローガンに、出会いました。
彼女曰く
「最近の家庭は、炊飯器でご飯も炊かなくなった」
「最近は、みなさん、スーパーで買った、パックの白ごはんを、チンして食べるらしい」
「せめて、炊飯器でご飯、炊きましょう!」
「家庭に愛を!幸せを!」
でもしかし・・・私の息子が住んでいる四国の過疎地に、自給自足が好きで移住して来た、ある一家のお父さん
曰く:
「炊飯器で炊いたご飯、おいしくないよね」
「炊飯器って、手抜きだよね。」
「カマドで、薪を使って、ご飯焚いたら、おいしいですよ~!」
「これ、幸せ!」
100年後、AIが作ったご飯が、家の天井から、スルスルと降りてくる、なんて事は、ないでしょうか?
そうすると、
「昔は、パックのご飯を、スーパーまで買いに行っていたのよ」
「それを、電子レンジで、手間暇かけて、チンしてたんだよ」
「スーパーに、パックのご飯を買いに行くお母さん、電子レンジを使いこなす、令和の、母の愛は、偉大だった」
な~んてのが、共通認識だったりして(笑)。
幸福って蜃気楼みたいに、捕まえたと思えば、するりと逃げていく。
そんなもんですよね。
<緬甸パオ森林寺院/ヤンゴン分院所属/
Paññādhika Sayalay 般若精舎>