第一句と第二句は、心(心所を含む)の重要性を説明している。
因果法則の下において、心は、非常に重要である。
一切の口業と身業は、今ここの心によって主導される。
もし、今ここの心が善であるならば、口業と身業もまた、善である;
今ここの心が、もし、悪であるならば、口業と身業は、悪業を生み出す。
故に、心を守護することは、非常に重要である。
心が、ひとたび、守護されたならば、身、口はまた、同時に守護される。
故に、仏陀は言う:
「守護された心は、楽しさを齎す」
心所は合計52種類ある。
それぞれ:
1、七遍一切心心所。
2、6雑心所。
3、14不善心所。
4、25美心所。
(4-9につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>