開放的な場所に住むと、心は、多くの所縁に干渉されて、貪念が生じる。
これらの所縁との接触を避けて、心の専注力を維持する為に、座臥処を利用するのは、如理受用である。
以下の方法によって、座横処について省察・思考し、如理受用と不如理受用についての理解を深める事:
”私は、受用している座臥処に関して、以下の様に如理に省察・思考する。
それはただ、寒冷を防御し、灼熱を防御し、虻、蚊、暴風、日照り、爬虫類の接触と、それによって生じる懊悩を防御する。
ただ、気候による危険を取り除き、その結果、座禅・瞑想(独居)の楽を得るものである。”
(16-28につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>