10-11 身軽快性(kāya-lahutā)と
心軽快性(citta-lahutā)
この二種類の軽快性のそれぞれの特徴は、心と心所の沈重い(暗く沈む事)を除去する事。
禅修行を実践する時、もし、心が沈重であると感じるならば、それは必ず昏沈(が原因)である。
昏沈の時、心は特別に沈重になる。
故に、この二つは、昏沈と睡眠を対治するものである。
特徴は、心と心所の沈重を取り除く事。
作用は、心と心所の沈重の排除。
現起(現象)は、心と心所の不沈重。
近因は心と心所。
(7-24につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>