Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(73ー4/5/6)(私家版)

3.語表                 心生地界の特別な作用によって、発声を通して、自己の意念を表現する。例えば、私が「こちらへ!」と、私の心によってあなたにこちらに来てもらいたい時、非常に多くの心生色聚が生起し、喉に到る。喉自体は業生色であるが、業生色の中にも「地」界があり、心生色聚のなかにも「地」界がある。2個の「地」界がぶつかる時、音声が出現する。「こちらへ」と言う音は、心生色聚の中の地界と、業生色の喉の中の地界がぶつかり合った結果である。故に、身表の作用は、心心地界の特別な作用であると言える。即ち、音声を発する事によって自己の意念を表現するのである。現起は言語の因。近因は心生地界。。。。。。              《アビダンマ論》は非常に科学的である。感情でもって理解するのではない。ロジックでもって分析、分解し、智慧でもって理解しなければならない。                4.色軽快性:特徴は遅鈍でない事。作用は色法の沈重を取り除く事。現起は色法が軽快に生起する事と、変化する事。近因は軽快な色。我々な病気の時、身体は沈重くなるが、これは軽快性の欠如である。。。   5.色柔軟性:特徴は硬くない事。作用は色において硬直性が取り除かれている事。現起は身体の一切の作業について対抗しない事。近因は柔軟な色。。。。        6.色適業性:特徴は、身体作業に適している事。作用は色法の不適業性を取り除く事。現起は色法が軟弱ではない事。近因は適業な色。