パオ・サヤドー著《業》(1-4)(私家版)
又、仏陀の教法において、独特に存在する所の、世間的善業についても検討・言及した。即ち、明と行ーーこれは、未来において涅槃を証悟する時に、欠かす事のできない要素である。その後に、仏陀が開示した所の、12種の業 (成熟する時間軸において4種、成熟する順序によって4種、生じる作用の別によって、4種) を開示した。又、それらが、如何にして過去、未来、現在に跨いで運作、作用するかについて、及び、それらの運作・作用が、如何に、趣に依存し、報、時、方式の成就又は喪失・崩壊に依存するかについて、検討した。……………………………………………………………… 緬甸パオ森林僧院ヤンゴン分院所属Paññādhika Sayalay (般若精舎) ✮願以此功徳、早日証得涅槃楽!