Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

『智慧の光』(5-5/6/7)<K氏依頼分>

(原稿P12)………………………………………………………八、風遍 風遍の修行に転換する時、顔又は体に吹く風を禅修行の目標にする。もし困難であれば、すでに修行して成功した遍禅の一つを復習する。出定の後、木の葉を揺らす風に注意を向ける。風遍の相が出現したならば、それ10の方向に広げ、引き続き、第四禅を証得するまて、それに専注する…。九、光明遍 すでに八種の遍禅の説明を終えた。残りは“光明遍“と“限定虚空遍“てある。この二項の遍禅は、ある種の神通を修習するのに、必要はない。しかしなかわら、義注では、それらを修行する様に勧めている。貴男は日光又は月光、又は点灯の光を、光明遍を修行する時の目標とする事が出来る。ただその光を観想し、光明遍相が出現したならば、それを10の方向に広げ、それを継続して、第四禅を証得するまで、専注する。。………………………………十、虚空遍 あなたは鉢を置くための円形の底座(鉢脚)を吊るす。円座の端の開口部を木の葉のない木の枝又は天空に向ける。その後にただ円形の洞を注視する。その洞の空洞を、限定虚空遍を修習する目標とする。その後、座る場所を決めて専注する。虚空遍の相が出現したならはわ、それを10の方向に広げ、引き続き、第四禅を証得するまで専注する。…………………………………………      ★願以此功徳、早日証得涅槃楽!