問4-6:セヤドーの教える修行方法は、唯一、解脱道に適用しますか?それとも、菩薩道にも適用しますか?
答4-6:二者共に適用できる。
前の法話で、我々は、釈迦牟尼仏が、いまだ菩薩であった時、9生は、出家して比庫になった<注304>ものである、と説明した。
もし、我々が、彼の9生における人生の修行に対して、注意を払うならば、それは、三学のみ:戒(sīla)、定(samādhi)、慧(Pañña)であった、と言う事を発見するであろう。
菩薩は、八定、五世間神通を修行することができるし、また、観の修習を実践して、行捨智に到達することもできる。
今、あなた方もまた、持戒の基礎の上に立って、止観の修習を実践している。
あなた方が、三学を修習して、行捨智に到達した時、二つの道の中から、一つを選んで、進むことができる。
もし、あなたが解脱したいのであれば、涅槃に向けて前進する道を選ぶことができる;
もし、あなたが仏陀に成りたいのであれば、菩薩道を選ぶことができる。
何の問題もない。