■我執、我見の除去
《アビダンマ論》 の中において、仏陀は名色法のすべての密集、例えば相続密集、構成密集、作用密集等々を、一々分解した。
あなたが心路過程を研究する時、ひとつとして、「我(私)」「私のもの」と称する事のできるものを見つける事が出来ない(事が分かる)。
故に、《アビダンマ論》 を学習すれば、我々にとって、我見を取り除く助け、正見を育成する助けとなるが、この事は非常に重要な事柄である。
一切の苦痛は、皆、自我への執着、すなわち、一切は皆我であり、我のものであり、我の自我であると執着、執取する所から来ているが故に。
(2-13につづく)
★句読点は中国語原文を優先尊重。
<願以此功徳、早日証得涅槃楽>
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/
Paññādhika Sayalay 般若精舎>