一柱の(線)香の内に、菩薩、凡夫から、直接、四果阿羅漢を証悟し、その後に仏果を成就する。
浄居天は、三果阿羅漢の生まれ変わる地である。
これが、菩薩が仏陀になる前、浄居天に行く事ができない理由である。
菩薩が仏陀になる道は、今回の世で初果を得、次に、衆生を半分ほど救済して後、二果を証し;
次にまた衆生を救済して、その後に三果を証するのだと、考えてはならない。
彼は、この世で三果を成就し、次の世で四果を証するのではない。
この様な、成仏の道は存在しない。
菩薩は、菩薩道を行じている時に、徐々に、彼の 10個のハラミツを成就するのである。
(3-21につづく)
★句読点は中国語原文を優先尊重。
<願以此功徳、早日証得涅槃楽>
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/
Paññādhika Sayalay 般若精舎>