翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(3-39)(私家版)
以下に、二つの例を挙げる:
もし、あなが(レストランに行って)、業報の事を考えず、主動的、自発的に、大いなるグルメを享受したとする。
その時、あなたの心に生起するのは、どの様な心であろうか?
それは、「悦具邪見相応無行一心」である。
あなたは、友人に説得されて、一緒に映画を見に行く事になり、業報の事を考えないで、非常に喜んで(一緒に)出掛けたとする。
その時、あなたの心に生起するのは、どの様な心であろうか?
それは、「悦具邪見相応有行一心」である。
もし、あなたが、中捨の心でもって、主動的、自発的に映画を見に行ったとする、(その時のあなたは)業報を考慮しないならば?
それは、「捨具邪見相応無行一心」である。
(3-40につづく)
★句読点は中国語原文を優先尊重。
<願以此功徳、早日証得涅槃楽>
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/
Paññādhika Sayalay 般若精舎>