憂具瞋恚相応の心には、邪見はない。
というのも、邪見の因は、貪であり、故に、邪見は、貪とのみ、相応し、瞋恚とは相応しないが故に。
ここで言う瞋恚とは、心の反撃、心の反抗、排斥及び破壊を言う。
無行は、唆しを受けたか、または、扇動を受けたか、である(ママ)。
ある男性が、恋敵を見て、非常に憤慨し、彼と喧嘩になったとして、これはどの様な心であろうか?
「憂具瞋恚相応無行一心」である。
(3-42につづく)
★句読点は中国語原文を優先尊重。
<願以此功徳、早日証得涅槃楽>
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/
Paññādhika Sayalay 般若精舎>