「あなたはこの様に貧しい。
あなたの全身は、ハンセン病に犯されている。
あなたと友達になりたい人などいない。
私は、あなたのハンセン病を治してあげる事ができる。
無数の金銀財宝を贈ろう。
それには、一つだけ条件がある・・・」
Suppabuddhaは問う:「どの様な条件であるか?」
「あなたは、ただ、三宝というものは、存在しないと言えばよい。そうすれば、即刻、金銀財宝を手に入れる事ができるし、ハンセン病も即刻、取り除くことができる。」
Suppabuddha は、すでに、ソータパナを証悟していた為に、三宝への信心(=確信)は動揺する事がない。
彼は言う:
「私は、あなたが考える程、貧困ではない。
私には7種類の聖宝がある。どの様な7種類の聖宝であるか?
一番目は、自信。
二番目は、戒行。
三番目は、慙。
四番目は、愧。
五番目は、多聞。
六番目は、気概。
七番目は、智慧。」
(3-152につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>