翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(7-5)(私家版)
こうしたことから、正法を聴聞する事は、ソータパナ(になる為の基本的)素質(素養)である、と言える。
信心(=確信)はまた、両の手と例える事ができる。
あなたが宝の山に入山した時、両の手を使って初めて、その宝を持ち帰る事ができる。
手がないならば、宝の山に入っても、空手で戻らなければならない。
同様に、仏門に入りながら、信心(=確信)がないのであれば、あなたは、空手で戻らなければならない。
(7-6につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>