もし、相応する名法を維持する所の、命根の存在がなければ、名法は、仕事を全うする事ができない。
たとえば、触は、衝撃を全うできず、受は、味を経験できず、思は、相応する名法を指導して、目標に対して行動を取らせる事が、できない。
故に、名法はみな、命根によって寿命を維持するものである(事が分かる)。
もし、寿命が絶たれたならば、(名法は)仕事を全うする事はできない。
こうした事から、命根は、名法を生存せしめ、かつ作用せしめる所の、その一刻を維持し、それらが、各々の任務を全うできる様にするものである(事が分かる)。
(4-33につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>