翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(4-31)(私家版)
6、名法命根(jivitindriya)
一切の、相応する名法は、みな、名法命根によって、初めて、生命を維持する事ができる。
その特徴は、相応する名法の生命を維持するものであって、ちょうど、水が、蓮の花の生命を維持するのと同じである。
いわゆる相応する名法とは、すなわち、心と心所である。
名法命根の作用は、それらを、生、住、滅において、発生せしめる事。
現起(現象)は、それらの存在を維持する事。
(4-32につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>