翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(7-3)(私家版)
「信」の作用とは、澄清であって、ちょうど清水宝石が、混濁した水を、清らかなものに変える事が出来る様に、同様に、五蓋または煩悩が生起した時、「信心(=確信)」が生起するや否や、心中は、瞬く間に、非常に清らかになる事ができる。こうして初めて、布施、持戒、禅修行が出来る。
若し、信心(=確信)がないならば、布施を実践する事ができない。因果法則に対して信心(=確信)がないならば、布施をするべきかどうか、疑いの心が生まれる。
(7-4につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>