私は子供の頃から仏教書を読んでいましたが、しかし、では、仏教が真実、自分の人生を導く指針になり得るのかどうか、と言う命題は、なかなか解決できませんでした。 そんな時、大人になってからですが、パーリ経典にある<吉祥経>を読んで、目から鱗といいますか…… そこには〘人として当たり前に実践しなければならない事〙が書いてありました。 夫は、妻を大切に。夫に愛された妻は、家を守り、夫の財産を増やしなさい。[夫の愛が先、と言う所が、ミソ]。 人生で困窮しない様に、手に職をつけなさい。 私は、ここで、笑ってしまいました。 仏陀つて、こんなことまで心配してくれるの?いや、細かいなぁ。 笑。 満月と新月には、お寺に行って、説法を聞いて、瞑想しなさい。その瞑想は、現実逃避の為の瞑想ではなく、夢、幻想から覚める為の瞑想です。 吉祥経を読んで、仏教(仏陀涅槃500年後に出現した大乗仏教ではなく、パーリ原始仏教を指す)は、信頼できるのではないか、と思う様になりました。 経典に書かれている所の、<超能力>を、どの様に位置づけるのか、これも長い間、私を悩ませましたが、この話は、いつかまた。サヤレー。iPhone入力。