仏教の重要な概念に <無常・苦・無我> があります。。。 これは、基本的には、色法(物質の素粒子レベルの刹那生・滅)と名法(心と心所の刹那生・滅)の本質を言うもので、これらミクロの現象に関しては、サマタ・vipassanā の修行をしなければ、なかなかに理解が難しいかもしれません。。。。。。。 それに反して、マクロのレベルの人生における苦しみは、苦苦、と言います。。。。 病気とか、失業とか、家族離散とかが、分かり易いでしようか???? 私は10歳の頃、祖母が采配を振るっていた家に繼母が来てから、家庭が一気に暗転しましたが、繼母を恨むより《この世に生まれた己のマヌケ加減》 に、心密かに自嘲したものです(ですから『あなた方は無明・無知に覆われている』と言う仏陀の教えに、若い内から、敏感に反応する事ができた訳です。)。。。。。 今、故ジャニー喜多川氏の性加害発覚を発端にして、事務所のタレントの方々が七転八倒していますが、これも仏陀の目から見れば、生きて行く為に、芸を披露しなければならない人々の悲哀を感じます。。。。 仏陀が指摘した所の「人間も又、他の動物と同じ様に、一生涯、食べ物を探し続けなければならない苦しみ」…………… 即ち「苦苦」 と言う訳です。。。。。 さてさて、根本的解決方法は、如何に??