Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(72ー17/18)(私家版)

7.食素。。食素:特徴は、食べ物の中の栄養素。作用は色聚の維持。現起は、色聚を滋養する事。食素は、その他の7個の色法とのみ同時に生起する。「純八法聚」と呼ぶ。地、水、火、風、色彩、香り、味、食素。これは基本の色聚であり、八不離色と言う。我々は、既に18種の真実法を学んだ。18種の真実法は、以下にまとめる事が出来る。              1.「有自性色」:例えば、地には硬いという特があり、水には粘着という特徴があり、風には支持性、火には熱さという特徴がある。。。。                            2.「有相色」:全てに無常、苦、無我の三相がある。というのも、生じるや否や即刻滅するが故に。。。。。           3.「完成色」:直接的に業、心、時節と食素によって造られるが故に。。。。      4.「思惟色」:観智が三相を観照する時の目標となるが故に。色業処を修行する時、この18個の真実色の無常、苦、無我を観照しなければならない。というのも、それらは、観智の目標であるが故に。。。。  

5.「色色」:色法の特徴を持つが故に。即ち、破壊と変化を免れない。