南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(78ー2)(私家版)

人類等の、胎生有情の結生の時、上に述べた様な、7種の10法聚がいきなり当時に生起する事は不可能である。母胎内における、一番目の結生識は、ただ身10法聚、性根10法聚と、心所依処10法聚を生起させるのみである。結生識の後に、ゆっくりと生命期を進展させる事によって、眼10法聚、耳10法聚、鼻10法聚、舌10法聚を生起させる。人類は胎生有情に属する。畜生は、卵生、湿生があり、天神と梵天は化生である。