Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

★飛び入り翻訳~『24縁発趣論』14-3

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

全体的に総括してみれば、生死輪廻は、ただ因果の法則に従った、心相続流に過ぎない(+事が分かる)。

もし、特定の縁、たとえば、因縁、業縁、異熟縁、無間縁など等の運用がなければ、生死輪廻は存在することができないのである。

結生心が生起する時、その相応する33個の心所(7遍一切心心所、6雑心所、19美心所、1無痴心所)は、30個の色法(身10法聚、性根10法聚、及び心所依処10法聚)と同時に、生起する。

それらは皆縁生法であり、縁力ーー異熟縁を通して、生じるのである。

結生心の後、有分心が生じる。

結生心も有分心である。

というのも、両者は共に、同一の業の果報心であり、かつ、同一の所縁を、縁に取るが故に。

16個の有分心が秩序に従って生・滅した後、一生のうちの一番目の意門心路過程が生起して、新しい生命(五蘊)を所縁として、執着する(+事が始まる)。

この新しい生命の一番目の心路過程の中において、それは、新しい生命への貪着(=貪婪な執着)を生じせしめるが、それは、生命の苦相については無視しつつ、新しい世の、第一番目の心路過程から(+始まって、すでに)、新しい生命の生存と維持を、渇望し始めるのである。

(14-4につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<『24縁発趣論』スシラ・サヤレー著  中国語版→日本語訳出 

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>