<注198>=「業生色」、中国語原文p183参照の事。
<注199>=眼10法聚:八不離色[1-地、2-水、3-火、4-風、5-色彩、6-匂い、7-味。8-食素(栄養素)]+(9)命根+(10)眼浄色。
<注200>=
心10法聚:八不離色[1-地、2-水、3-火、4-風、5-色彩、6-匂い、7-味、8-食素(栄養素)]+(9)命根+(10)心色。
性10法聚:八不離色+(9)命根+(10)性色。
命根9法聚:八不離色+(9)命根。
表2b-2c、中国語原文p224及びその後記載の内容を参照の事。
<注201>=この六種類の感官は、また、六つの「依処」とす事も出来る。しかし、すでに説明したが、依処は、実際には、相応する色聚の中の10番目の色法を指している為、ここでは「感官」という語彙で以て、身体の具体的な感覚器官とした方が適切である、とした。例えば眼球等。
<注202>=眼球を例に取ると、
1)眼10法聚(10種類の色法);
2)身10法聚(10種類);
3)性10法聚(10種類);
4)命根9法聚(9種類);
5)心生8法聚(8種類);
6)時節生8法聚(8種類);
7)食生8法聚(8種類);
(10+10+10+9+8+8+8=63)。
耳、鼻、舌と心臓の中の色法の数は、上記と完全に同数である。身体には、身法10法聚と性10法聚しかない為、故に、合計53種類の色法と言う事になる(10+10+9+8+8+8=53)。<注203>=42身分(Vm.664「名色限定智」 )を修習する時になってようやく、命根9法聚を分析する必要性が出てくる。しかし、もし禅修行者が希望するならば、この段階においても、命根9法聚の識別の修習をする事も可能である。
<注204>=眼10法聚:八不離色[1-地、2-水、3-火、4-風、5-色彩、6-匂い、7-味、8-食素(栄養素)]+(9)命根+(10)眼浄色。
身10法聚:八不離色+(9)命根+(10)身浄色。
性10法聚:八不離色+(9)命根+(10)性色。
食素8法聚:(8)食素(栄養素)を8番目の法とする八不離色。「表2b:目の基本的色法」中国語原文p224参照の事。
<注205>=色法の四種類の来源(業、心、時節と食)に関する簡単な説明は、中国語原文p183及びその後に記載され内容を参照の事。
<注206>=心生色法の簡単な説明は中国語原文p186参照の事。
<注207>=時節生色の簡単な説明は中国語原文p187及びその後に記載される内容を参照の事。